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2005.12.05

NO.93 最近のガバナンスの動向

監査役A:少しご無沙汰でしたね。

監査役B:九州の営業所を回っていましたので・・・。

監査役A:この一週間ほどは、監査役に関することが色々ありましたよ。

監査役B:いやー、昨日はスクラップに追われましたよ。
内部統制の強化の方向は確実ですね。その証拠にそれをビジネスにしようとする企業の名乗りが更に増えましたね。

監査役A:そうですね。「NEC、内部統制を支援、業務と情報システムで対応。2005/11/30, 日経産業新聞」「ビジネスブレイン太田昭和「内部統制」支援に参入――粉飾決算など不正防止。2005/12/02, 日経産業新聞」「ユビキタスで変わるビジネス――より安全に危機に強く、内部統制強化(新産業羅針盤)2005/12/02, 日経産業新聞」などありましたね。

監査役B:しかし、モデルにしているアメリカの内部統制などのついても問題があるようですね。

監査役A:「米上場企業の内部統制、監査、非効率目立つ、企業会計監視委が指摘。2005/12/05, 日経金融新聞」ですね。少し前に「企業統治、日独流が存在感――米英主導の改革と調和探る(人脈追跡)2005/11/28, 日本経済新聞」がありましたし・・・。

監査役B:日本コーポレート・ガバナンス研究所(理事長・若杉敬明東京経済大教授)の調査結果も出ていましたね。「コーポレート・ガバナンス民間調査、東芝・野村、評価最高に。2005/12/01, 日本経済新聞」

監査役A:その結果では「委員会等設置会社と監査役会社の違いによる大きな差は見られなかった。」とのことですね。

監査役B:もう一度、日本なりのガバナンスのあり方をじっくり考えてみる必要がありそうですね。

監査役A:その意味では「ニッポンの企業家、金子直吉」神戸大学教授加護野忠男氏(やさしい経済学)の連載は興味深かったね。最後に「パトスと企業統治について金子の軌跡はじつに多くのことを物語っている。」と結んでいました。

監査役B:私は前から京セラの稲盛さんの姿勢が好きなんですが、「生き方の哲学、稲盛和夫さんに聞く――善を積み煩悩と戦う、謙虚さ失えば転落。2005/12/02, 日本経済新聞」が良かったですね。

監査役A:ところで、監査役になると忘年会も減りましたがどうですか?

監査役B:仰るとおりです。この機会に地方の拠点回りをしています。帰ってくると監査調書の清書やスクラップが大変ですが・・・。■

       注:ここに掲載されたスクラップは手元にあります。

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