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2006.04.10

NO.133 内部統制

   監査役候補の内示を受けられた方に監査役の情報を提供します
   まず、メールでご連絡下さい。


 
新任監査役:企業会計審議会部会長八田先生の「日本版SOX法」に関連して
の講演があって、聞きに行ってきました。内容は3月30日の日経産業新聞, に
掲載されていましたが。

先輩監査役:先生は一生懸命ですね。特に監査役へは厳しいですね。

新任監査役:財務諸表の正確性に関わる内部統制のポイントはSOX法では、
「正確な財務諸表を作成するために、企業は財務諸表の作成過程を記録に残し、
いつ誰がどの文書を作成したのかを検査できるようにしなければならない。」

先輩監査役:このこともあってIT企業が売り込んでいるのだよ。

新任監査役:しかし、NECの子会社で架空取引事件を例に、「内部で組織的
に財務諸表を粉飾してしまった場合、外部監査で発見することは難しい」と言
っておられました。

先輩監査役:八田先生は「日本企業の監査制度や会計制度について、事業活動
の後追いにすぎない」と言っておられるからね。

新任監査役:内部統制の限界について「従業員の判断ミスや不注意、複数の担
当者の共謀によって内部統制が十分に機能しなくなる危険性はある」と言って
おられましたね。

先輩監査役:これはトップへの警鐘だとも言われていますね。

新任監査役:問題になっている内部統制の費用についてですが「理想を追い求
めてしまうと膨大なコストがかかる。経営者として取るべき選択肢ではない」
と強調しておられました。

先輩監査役:内部統制も待ったなしですね。■

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