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2006.07.08

NO.160 会計参与

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新任監査役:お久しぶりです。どこかにお出かけでしたか?

先輩監査役:あー、我が社はね、株主総会が終わったら役員は海外に出かける習慣があってね。

新任監査役:そうでしたか。どちらへ?

先輩監査役:広州の方だよ。新しい空港が出来ていてね。すごい規模だったよ。

新任監査役:確か、ハブ空港にするとの計画だったですね。

先輩監査役:帰りの便で、隣の席の人と話したら、税理士の先生だったよ。
話は会社法の内容になり、会計参与の話になってね。

新任監査役:税理士の先生は会計参与についてどのような意見でしたか?

先輩監査役:会計参与になっても仕事は変わらないが責任は重くなる、かと言って、報酬を上げてもらえそうにないので、会計参与の話は持ち出していないそうだよ。

新任監査役:ですけれど、会計参与については、税理士協会がすごく後押しをしていたと聞きましたが。

先輩監査役:そのような話も聞かないでもないが…。
委員会等設置会社が決まったとき、同時に「重要財産委員会」が決まったが、
蓋を開けてみると2-3社しか導入しなかった。このように立法側の思惑と
実際とが異なることはあるのでね。

新任監査役:確か「重要財産委員会」は会社法では、名称が変わり「特別取締役による取締役会」(会社法373条)となりましたね。

先輩監査役:その取締役会に出席する監査役はどうするのでしたか?

新任監査役:そのことは会社法383条1項の後段にありますね。

先輩監査役:「特別取締役による取締役会」は通常の取締役会ではないので、別の定めになっているのでしょうね。

新任監査役:それで、会計参与の話はどうなりましたか?

先輩監査役:会計参与も重要財産委員会と同じようなことにならないかと少し心配しているのだよ。

新任監査役:子ども親心知らずですかね。
ところで今回は「参考条文」がないのですか?

先輩監査役:ぼちぼち六法に慣れてもらわないとね。■

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