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2006.09.18

NO.173 社外監査役

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新任監査役:ホリエモンの裁判が始まりましたね。「無罪だ」と強気のようですね。
先輩監査役:堀江被告は罪状認否で「そうした種類の犯罪をしたことも、指示をしたこともない。・・・など」と検察側を強く批判していますね。 
新任監査役:彼は「そんなにもうかっちゃうの。そりゃーすごいね。じゃあ、予算にも乗せなきゃ。上方修正だねえ。その金額、乗せといて。乗せれるだけ乗せないと。大丈夫だよ。平気だよ」と言って了承したようですね。
先輩監査役:ライブドア取締役会で9月期の連結経常利益の予想値を30億円から50億円に上方修正するよう、宮内被告に指示したようですね。その時、宮内被告は「いや、ちょっと危ないんで、やめといた方がいいんじゃないですか。やばいと思うんですけど」と言ったようですね。それに対して「いいんだよ、強気、強気」と社長から言われている。
新任監査役:上司である、それも社長から強く言われると部下としては反対出来ないでしょうね。
先輩監査役:その様なときに社外の監査役がキッチリと発言すべきで、その発言を議事録にも止めておくことでしょう。
新任監査役:議事録への記載はストップが掛かりそうですね。
先輩監査役:議事録だけでなく、事業報告に次のようなことを書くことにも会社法ではなったね。
・ 社外役員の取締役会での発言の状況。・社外役員の意見により会社の事業の方針又は事業その他の事項に係る決定が変更されたときは、その内容
・法令又は定款に違反する事実その他不当な業務の執行(当該社外役員が社外監査役である場合にあっては、不正な業務の執行)が行われた事実があるときは、各社外役員が当該事実の発生の予防のために行った行為及び当該事実の発生後の対応として行った行為。 -会社法施行規則124条-

新任監査役:正確に書かれるかどうかが疑問ですね。

先輩監査役:監査役は事業報告も監査するので、問題であれば監査報告書で書いて報告することになる。

新任監査役:やはり、監査役としては、監査報告書が決め手ですね。

先輩監査役:そうです。問題があれば、定型文だけでなく、勇気を持って自社の状況を書かねば、自社の株主への責任は果たせませんね。■

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