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2006.12.14

NO.185 「実施基準」の公開草案

「実施基準(案)」の中の「Ⅲ、財務報告に係る内部統制の監査」の部分の審議した第15回企業会計審議会内部統制部会会議録(平成18年11月20日開催)が公表された。 http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/gijiroku/naibu/20061120.pdf

新任監査役:お久しぶりです。タイトルが「日本版SOX法」から変わりましたね。

先輩監査役:八田先生のお話しを聞いて、変えることにした。今まで便宜的に使ってきたが、正確性に欠けますし、誤解を生むので、変えたのです。
正式には、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(公開草案)」と言うことですが、これも長すぎるので「実施基準」としました。

新任監査役:八田先生のセミナーは、行きたかったのですが満員で締め切られました。追加開催もあったのですが・・・。どうでしたか?

先輩監査役:結論としては、法律や基準の勉強は終わりにして、当社の実務的な準備に掛かるべきだということです。

新任監査役:そのことは先輩は、少し前から言っておられましたね。確信を持たれたと言うことですね。

先輩監査役:それとコンサルタント会社やコンピューター会社などの情報に惑わされずに、公開草案を熟読することですね。その解説などは、昨日公表された、最終の審議内容の議事録を読めば良いですよ。

新任監査役:それと「週刊・経営財務」の№2799に八田先生の解説が載っていましたね。

先輩監査役:セミナーでも配られました。そこの最後のページの表は、他には出ていないそうですよ。これらをテキストとして、自社で勉強会をしながら実務対応を考えていけばよいのですよ。

新任監査役:でも、実施は2008年でしょう?

先輩監査役:八田先生は、来期からプレテストをすると良い、というご意見でしたね。確かにいきなり本番より、いいでしょう。

新任監査役:なるほど、そうですね。具体的には何をすれば良いのでしょうか?

先輩監査役:まず、自社の内部統制の棚卸しをすること、ここから始めることがよいと先生は仰ってました。

新任監査役:監査役もどの様に監査すべきか、と言う方向に進まないといけませんね。いつまでもCOSOがどうのこうのと言っていないで。

先輩監査役:COSOは1992年のもので、アメリカの企業環境をベースに作られているので、日進月歩の内容であり、また、日本の企業に適応することは問題ですね。

新任監査役:「実施基準」は日本の学者、会計士、実務家がフル動員して作成されたもの出すから、COSOやSOX法にまで逆戻りせずに、これを熟読することですね。
ところで、先輩、映画「エンロン」をご覧になりましたか?

先輩監査役:いや・・・。

新任監査役:私の今までのエンロンの断片的な知識がまとまりましたね。内容は、俳優が演ずる映画ではなく、ニュースやインタビューなどを再構成して作りあげたものです。

先輩監査役:一度見てみたいね。どこでやっているの?

新任監査役:今、東京では渋谷と豊洲だけのようです。しかし、DVDも売り出されています。しかし、映画は110分ですが、DVDは80分です。

先輩監査役:会社で買って、取締役会で見るのも良いですね。しかし、流石、若い監査役はこの方面の情報は早いね。ありがとう。■

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