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2007.04.10

NO.200 監査役に激震


新任監査役:このところ監査役にとっての「師走」ですね。

先輩監査役:日常的に監査をしていても期末に集中することが多いですからね。
今年はそれだけでなく、会社法になったことでいろいろ戸惑いが多いですからね。

新任監査役:それでも、それらが上から命令されて実施するのではなく、自分で計画・実施できるので気が楽ですがね。それに「結果のチェックがない」と言うこともね。

先輩監査役:「結果のチェックがない」と言うことは違いますね。今まででも多くの人が監査報告を見ていますよ。特に株主からはチェックされていますよ。しかし、監査報告の内容が他社と変わらず、毎年同じ内容なので、不審を抱く人も多いと思いますよ。

新任監査役:それは改善すべきと新任の私も意気込んでいるのですが、なぜ、今日のタイトルが「激震」なのですか。

先輩監査役:今、話題になっている「金取法の内部統制」では、監査役が自社の経営者から評価され、会計監査人から監査されることになりますからね。

新任監査役:しかし、それは「おかしい」と日本監査役協会が公開草案の段階で意見書を出していましたが、ダメだったのですか?

先輩監査役:企業会計審議会が2月15日に出した「意見書」を見ますと変わっていませんね。そのことから中央大学法科大学院教授の野村修也氏が日本監査役協会の機関誌『月刊監査役』の4月号「羅針盤」で書いておられます。表現はソフトですが、この内容は、監査役としては厳しく受け止める必要がありますね。

新任監査役:確かに、株主が監査役をチェックしようとしても外からであり、株主総会の時にわずか2頁ほどの監査報告では限界がありますからね。自社の経営者からの評価は、いわば「内部告発」のようなもので厳しいものになる可能性もありますね。

先輩監査役:来年度の監査は性根を入れて立案・実施し、監査報告だけでなく、実態も変えないといけません。このことは、貴殿にとっては「激震」ではないでしょうか。

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