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2007.05.07

NO.204 監査役候補の皆さんへ(1)


先輩監査役:連休はどうでしたか?

新任監査役:執行にいたときとは違った気分でしたね。何となく気が楽でした。

先輩監査役:そうですね。監査役は元々自己管理ですからね。

新任監査役:そうですかね?会社法や関連規則そして、金融商品取引法などの法令に縛れているように思いますが・・・。

先輩監査役:法令に縛られているのは、取締役も一緒ですよ。しかし、取締役は監査役ほど意識していないようですがね。自己管理というのは、方針や分担、スケジュールなどが自分たち監査役会で決めることができ、進捗管理や結果の評価も自分たちでする、という側面を言っているのですよ。

新任監査役:私の場合は、先輩の常勤監査役が上司のようなものですが・・・。
と言っても「独任制」と言うことで強い管理はなく、気分的に楽ですね。

先輩監査役:監査役はいわば、大人の仕事ですよ。

新任監査役:そうですね。新任の時に先輩監査役に監査役のことを教えてもらおうとお願いしたら、「監査役は独任制だからねー」と言われて、はぐらかされたように積極的には教えて頂けなかったですよ。

先輩監査役:その先輩監査役は謙虚なのか、それとも準備ができていない言い訳かも知れませんね。兎に角、一口で言えるものではありませんからね。

新任監査役:それで監査役室にあった「監査小六法」や「月刊・監査役」をパラパラと見てみましたが、難しくって何も分からなかったですね。

先輩監査役:それは新任監査役には無理ですね。現役の監査役でも手にしていない人が居るくらいですから。

新任監査役:しかし、今日、内示をもらう監査役候補に何かアドバイスをしたいのです。先輩、力をお貸し下さい。

先輩監査役:ご自分のお考えを伝えられては? 実は私も困っているのですよ。

新任監査役:もう、何年も監査役をしておられるのですから、ある結論をお持ちでしょう。

先輩監査役:うんー、監査役ほどあるべき姿と現実が乖離しているものは少ないですから、説明が難しいのです。そのような現実に対して監査役候補の方がどの様なスタンスを採るかでまるっきり変わってきますからね。

新任監査役:一年経過した私にも、ある程度理解できますが、とりあえず
先輩監査役としてのアドバイスをお願いします。

先輩監査役:「監査役とは?」を知るために、その上位概念を考えてみることですね。日本では、監査役設置会社を採用せずに、委員会設置会社を選ぶ会社もあります。選択制なのです。何のための方法としてこの二つがあるのか、これを考えて欲しいですね。

新任監査役:アドバイスではなく、宿題ですか!

先輩監査役:マニュアル人間にはご不満でしょうが、基本の所ですからご自分でお考え頂きたいのです。会社役員の一員になる方ですからね。■

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