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2007.05.28

NO.211 独り善がり

監査役A:今日の日経新聞(2007.05.28)のトップ記事は独禁法の見直しですね。

監査役B:懲りない「談合」と「カルテル」に鉄拳を下す?ですね。

監査役A:担当者は「会社のお役に立っている」との思いがまだ、どこかに残っていますし、上司も会社のためと言うことで見て見ぬふりをしている。

監査役B:しかし、今まで、その悪事が何年も継続して公表されていても会社として手を打たないできましたからね。

監査役A:前回の改正で課徴金が自首で優遇されましたので少しは効果が出ているようですが、潜っているものが多くまだまだです。

監査役B:あれは、自首って言えるのですか?会社の利益を考えての行為に過ぎないような気がしますよ。

監査役A:今日の記事はトップ記事で、大きな見出しですが、次の記事に注目する必要があります。「経済界には制裁強化に反対論も強く、調整は難航しそうだ。」

監査役B:これでは「談合」と「カルテル」は会社ぐるみ、業界ぐるみどころか、経済界をあげて支援しているようなものですね。

監査役A:それは言い過ぎかも知れませんが、経済界の幹部がどの業界の人が多いか、にも関係がありそうです。また、企業を個別に見ると正しい倫理観を持ってキッチリやっているところもありますからね。

監査役B:良い法案も経済界が骨抜きに荷担することにならないように祈りたいですね。でも、なぜ、こんなまか不思議なことが世間で通るのでしょう?

監査役A:自分勝手というか、独り善がりでしょうね。そのことは監査役も他人事ではありませんよ。「会社法務A2Z」の創刊号に中央大学法科大学院の野村修也教授が「よくわかる新会社法」シリーズの21で「監査役」を採り上げていますが、そこで「・・・・むしろ重要なのは、監査役の機能発揮状況もまた、内部統制の構成要素の一つである「統制環境」の一環として経営者による評価・報告の対象となると同時に、外部の監査人(監査法人)による監査の対象でもあると整理されている点です。」と警鐘を鳴らしています。

監査役B:監査役も自分のことになると甘くなったり、独り善がりになりますから気を引き締めていきましょう。■ 【記事本文・引用文のWORDあり】

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