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2007.06.22

NO.224 就任3ヶ月目の監査役(2)

新任監査役:昨日はありがとうございました。
「 戸惑われて当然でしょう。転職されたのですから。」とのお話に、スーと肩の荷が降りたような気がいたしました。

先輩監査役:この年齢になって「転職」は辛いですね。従来の延長線上を走っていると大変でも、分かっていることなので楽なのですが・・・。

新任監査役:私は、今でも「取締役の頃はこうではなかった」と前職と比較して不満をもって仕事をしていたのだと気づき、反省しました。

先輩監査役:監査役のことだけでなく「不満」は「比較」から生ずるモノです。収入なども「比較」すると「不満」が出ます。過去を振り返らない方が良いですね。

新任監査役:本音を言いますと監査役の仕事自体にあまり魅力を感じていないのです。当社での監査役が置かれていた今までの位置づけは「社内の盲腸」で、身体の一部だから存在するが無くても身体の維持に問題ないというところでしょうか。

先輩監査役:そのような監査役の悪い社内の評価を貴殿の努力でかえてください。
又、監査役は、貴殿にとって最後のお仕事になるでしょう。その仕事を大切にして、有終の美を飾らないと、サラリーマン生活の想い出が寂しくなりますよ。

新任監査役:前任者はそのギャップを割り切りと社外活動で埋めたようですが、何か本筋でないような気がします。

先輩監査役:ちゃんと「本筋でない」と分かっておられますね。頑張って下さい。監査役についての評価や判断を今の知識で判断しない方が良いでしょう。また、今までの監査役に惑わされている側面もあるでしょう。それらに囚われずに、当社において、理想的な監査役とは何か?を考え続けて下さい。

新任監査役:やはり、気持ちを切り替えて、勉強します。

先輩監査役:あなたの不満は、周囲の人に分かるものです。奥さん、お子さん、そして、元の部下に、この前までの爽やかなお顔を早く見せてあげて下さい。

新任監査役:分かりました。ぜひ、仕事を通して自分の存在感を社内に打ち出したいと思いますね。

先輩監査役:お気持ちは分かりますが、あまり気張らないようにして下さい。あなたが監査役について理解できないように社内の人は監査役を理解できないのですから。存在感を示されるのは、実力を少し持たれてから社長、取締役、株主を相手にすべきでしょう。■

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