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2007.07.25

NO.237 監査役候補の同意方針

監査役B:お久しぶりですね。また、地方行脚ですか?

監査役A:夏休み前のこの時期は、北海道に決めているのです。梅雨もありま
せんし・・・。

監査役B:その間のビッグニュースは、21日の「監査法人、監査役に選任権」
ですか。来年の話ですが・・・。

監査役A:確かに監査を受ける側が、監査法人を選任したり、報酬額を交渉、
決定することは、監査役が同意するとしてもおかしいことです。しかし、その
権限を経営側から監査役に移すことで少しは有効でしょうが・・・・。どう思
われます?

監査役B:いわゆる「ねじれ現象」の解消ですね。
企業が監査法人とのなれ合いになると問題ですが、監査法人の選任と報酬額の
決定権限を監査役が持っても問題解決になるかどうかは、確かに疑問ですね。

監査役A:記事でも疑問視する見方も根強い、とありますね。

監査役B:その理由は何でしょうか?馴れ合いなどを監査役が発見できない場
合や仮に発見しても、その様な行動を起こせない、と言うことがありますね。

監査役A:執行側は、監査役の権限が強化されるとその権限を行使しないよう
な人物を選ぶこともあり得ますね。

監査役B:取締役を経験しない監査役、即ち、本部長から上がってきたような
人は、取締役会に出ても、ドキドキして発言ができなかった、との話を聞いた
ことがあります。

監査役A:執行側とすれば、そうでなくとも力量のある人は、取締役に抜擢す
る可能性は高いでしょう。そこで、「この監査役候補でどうですか?」と株主
総会の前になって、提案されても同意せざるを得ないかも知れませんし、理想
的な監査役が候補にならないかも知れません。

監査役B:それで事前に、監査役候補の同意方針、条件などを執行側に示して
おくのですね。

監査役A:このことだけでなく、会計の素養のある人を就任してもらいたいで
すし・・・。

監査役B:今から監査役会で決めて出しておかないと行けませんね。

監査役A:今回の提案は、前から日本公認会計士協会が要望していたものです
から実現するでしょう。後は監査役自身が、執行側から独立することですね。
取締役が元上司であっても監査役として独立性を持って、発言、行動しなけれ
ばなりませんね。

監査役B:監査役が会計士と力を合わせば、執行側にけん制が発揮できますの
で、その様な監査役が執行側から候補者に推挙されるよう「同意方針」を出し
ておくことですね。■

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