« August 22, 2007 | Main | September 3, 2007 »

2007.08.27

246 監査役がんばれ!(2)

新任監査役:先日のタイトルも「監査役がんばれ!」でしたね。

先輩監査役:監査役さんが夏ばてしないように応援しているのです。
それで今日採り上げるのは、日経新聞の5/22の(大機小機)からです。

新任監査役:いやー、すっかり忘れています。内容はどの様なものでしたでし
ょうか?

先輩監査役:「会計の不祥事では公認会計士に非難が集中、敵対的M&A(企
業の合併・買収)では経営者(取締役)の行動にばかり焦点が当たる。監査役
は、例によって忘れられた存在である。会社法と金融商品取引法が、内部統制
を企業統治の中核に位置づけた。そのシステムの中心的存在が監査役であるこ
とは案外見落とされている。」と、まず述べている。

新任監査役:会社法では、監査役が監査すべきことは、取締役会の事業報告や
取締役の職務遂行のほかに、内部統制システムの整備・運用状況の監査も義務
づけましたね。

先輩監査役:会計監査人は、従来の財務諸表監査に加えて、内部統制システム
監査が加わった。その時に金融商品取引法での「内部統制システム監査では会
計士が監査役の職務遂行を監査することに」なった。これについては再確認し
ておかねばなりません。

新任監査役:以前は、「銀行が企業を支配した時代は監査ニーズが希薄で、監
査役は隠居仕事の盲腸のような存在とみられていた。」とも書かれていますね。

先輩監査役:「時は移り、企業統治の確立と会計情報の信頼確保が企業の死活
問題となり、監査役が番人の役割を担うことになった。」「監査役の責任が重
くなったことは、権限が強化されたことを意味する。監査役が会計監査人と連
携すれば、経営者に対し強力なけん制機能を発揮できる条件が整いつつある。
企業の実効支配さえ可能という一部の見方も大げさとは言えない。そのことに
経営者と監査役自身が気づいているのかどうか、それが問題だ。」

新任監査役:熟読玩味します。■

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この日経の記事が出た後に次のような質問が来ました。

Q1.「内部統制システム監査では会計士が監査役の職務遂行を監査するこ
とになった。」とは、どの法令に書かれているのか?
Q2.日経新聞に問い合わせると金融商品取引法に書いてあると言うが、ど
こに書かれているのか。
この回答については、「監査役情報」に載せています。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「監査役情報」について

1)「監査役情報」の配信は「まぐまぐプレミアム」というシステムを利用し
てお届けします。
2)「監査役情報」は、毎週月曜日に発行します。
3)購読いただくには「まぐまぐプレミアム」の会員登録(無料)が必要です。
    http://premium.mag2.com/begin.html
 登録後、「まぐまぐプレミアム」のトップページに検索できる所があります。
(上部の右側、又は左側の下の方に)
そこの空白に「監査役」を入れて検索しますと「監査役情報」が出て参ります。

4)有料です。但し、申し込んだ月の購読料は無料です。
※詳しくはこちらをご覧ください
http://premium.mag2.com/aboutcampaign.html

- 監査役は監査を通じて、会社と社会に貢献できる -

| Comments (0)

« August 22, 2007 | Main | September 3, 2007 »