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2007.09.27

NO.252 企業統治

監査役B:最近、監査役に関する記事が出ませんね。企業年金問題は安倍さんの退任や新しい内閣の話で影が薄くなりましたね。

監査役A:新聞記事にも波があるようですね。その時どきの流れや関心事に合わせていくのでしょうね。

監査役B:先週、21日に「CSRの視点から企業統治ランキング」が日経に出ていましたね。エーザイが総合点でトップだったものです。

監査役A:エーザイは、確か八田先生が社外監査役でした。卵が先かニワトリが先か分かりませんが、トップとは素晴らしいことですね。

監査役B:このランキングは、どの様にして決めているのでしょうね?その要素を見ると企業としてコーポレートガバナンスの充実のために何をなすべきか、ということの手がかりになります。

監査役A:記事の所に書いていましたが、日本経済新聞デジタルメディアが開発した定量的に評価するシステムの「NEEDS―Cges」というものを使っているようです。
 これは、有価証券報告書などの公表されている資料からのデータで約130の指標を計算して、「資本効率」「情報開示」「株主・資本構成」など八つのカテゴリーに分類し、10点満点で得点化した、とのことですね。その中でも取締役の独立性が高く、情報開示に力を入れている企業は総合点が高くなるようです。
 ちなみにランキングが一位となったエーザイは、「情報開示」「安定性」以外の項目が十点満点となり、総合点は9.79。注目すべきは、社外取締役の選任基準を「会社法に定める要件を充足するだけではなく、当社から独立していなければならない」と明記していていること。そして、取締役会の議長を社外取締役が務めているようです。
 昨年度と比べて順位が上がったJFEは浅井滋生・名古屋大学名誉教授ら二人を鉄鋼大手として初めて社外取締役に起用しています。

監査役B:順序が年度でかなり入れ替わっているようですから、風土や体質にまでなっていないのか、評価の仕組みの問題なのか分かりませんが、参考程度で見ていても良いように思いますね。

監査役A:ランキングとは別に、いわゆる「企業統治ファンド」がありますが、ここに組み入れられる企業も注目したいですね。

監査役B:例えば、どの様な会社ですか。

監査役A:エーザイ、オムロン、コマツ、アステラス、HOYAなどやはり、ランキングの上位の企業ですね。

監査役B:コーポレート・ガバナンスを一時の流行のように捉えている経営者もおられるようですが、本気で取り組んでいく企業も増えてきたようですね。監査役のアドバイスの成果でしょうね?

監査役A:直接間接に監査役の影響は大きいでしょう。■

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