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2007.10.08

NO.254 会社法の読み方(2)


新任監査役:会社法を勉強するには、まず目次からですね。

先輩監査役:目次なんて一度だけ目を通せばいいですよ。後は辞書のように必要なところを開いて見ればよいでしょう。

新任監査役:最後は、979条で終わっていますね。

先輩監査役:会社法の条数は、三桁以内に収めようという方針があったようですよ。
その性でもないのでしょうが、細則の多くは「会社法施行規則」に委ねられています。それで会社法施行規則とセットになった法令集を薦めたのです。

新任監査役:会社法では、第二条に定義をまとめてくれていますね。

先輩監査役:三十四の定義があります。しかし、これ以外にも条文の中で出てくるので、見つければ、自分で裏表紙に索引を作っていくなどで補足していくと便利ですね。例えば、持分会社の定義や役員の定義などです。

新任監査役:一つの条文に一つの会社のことが書かれていると思っていましたが、複数の会社のことが書かれていて、複雑ですね。

先輩監査役:確かに、(株主総会の権限)などは、「株式会社に関する一切の事項について決議をすることができる」と言いながら、2項では「前項の規定にかかわらず・・・」と取締役会設置会社についての記述が始まりますね。

新任監査役:公開会社を先に規定し、2項で「公開会社でない株式会社において・・・」とあったり、一番シンプルな会社の形態から順に記載されている例があったりもしますね。

先輩監査役:最後まで注意深く見ることですね。困るのは、同じような内容が別の条文にあったりします。例えば、第三百五十三条に(株式会社と取締役との間の訴えにおける会社の代表)があり、第三百八十六条には、(監査役設置会社と取締役との間の訴えにおける会社の代表)があります。

新任監査役:もっと困っていますのは、商法であったのに、会社法ではなくなってしまった内容です。

先輩監査役:見えませんからね。例えば、取締役の欠格事由の一部廃止、重要財産委員会、株主総会の議事録に署名がなくなっていますね。
これも解説書などに書いてあれば、メモしておくことですね。■

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今日の「監査役情報」に掲載しているのは、7 会社法の目次、8 第二条の定義、持分会社の定義、9 一つの条文に複数の会社のこと、10 似たような条文に注意、11.会社法で、なくなった内容
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