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2007.12.10

NO.263 偽装問題

監査役A:先日「2007ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されましたが
そこにも「食品偽装」がありましたね。

監査役B:元祖は、「耐震偽装」でしたね。

監査役A:グーグルで「偽装」を入れると一番にヒットしたのが「偽装請負」のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でした。
そこでの解説は「偽装請負(ぎそううけおい)とは、業務請負や業務委託の契約形式を採る、または該当者が個人事業主としての契約主体となっている場合であっても、実態が労働者派遣に該当するものを指す。これらすべてが民法上の取り扱いでは請負であり、契約形態を偽装・隠蔽することからこの名がついた。業務委託によるものは偽装委託(ぎそういたく)と表現する場合がある。
当然ながら、れっきとした違法行為である。」とのことです。

監査役B:そう言えば、キヤノンも問題になっていましたね。

監査役A:日本経団連の御手洗富士夫会長の会社ですね。

監査役B:そう言えば、会長の出身会社ですね。それなら、すぐに是正されたのでしょうね?

監査役A:いやーそれが、「偽装請負」については、去年から朝日新聞が何度か採り上げていましたが、まだ続いているようですよ。

監査役B:経団連の会長企業もやっていると他社も安心というか、改善を急がないでしょうね。 

監査役A:キヤノンの偽装請負は、ある事業所だけではなく、宇都宮や大分など各地の労働局から是正勧告を受けているのです。

監査役B:それでもそのままですか?

監査役A:実は、民主党は今年2月に御手洗会長の参考人招致を要求したのですが、実現しなかったようです。

監査役B:民主党が大勝した参院でもだめですか?

監査役A:10月には民主、共産、社民、国民新党の野党4党が国対委員長会談で御手洗会長の参考人招致を決めたのです。しかし、それ以上には進んでいませんね。

監査役B:そう言えば、そのことが「2チャンネル」でも話題になっていました。

監査役A:それ以上に見逃せないのは、雑誌『BOSS』に経済ジャーナリストの阿部和義氏が書いている「政争の具にされている御手洗経団連会長の品格」ですね。私はショックでした。人間の欲望というものは・・・。■
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12/17の「監査役情報」の内容

< 株主代表訴訟制度の変遷 >

この制度は、アメリカ法にならって昭和25年(1950年)の商法改正でとり
入れられた制度と言われていますが、それ以前に連合国司令部は日本政府に、経済民主化政策の一環として近代的会社法の制定を勧告し、その一つとして取締役の責任の明確化と株主代表訴訟をあげていたようです。連合国司令部は株主の地位を強化することによって日本の株式会社機構を民主化しようとしたのです。
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/61/P0006122.html

     - 監査役は監査を通じて、会社と社会に貢献できる -


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