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2008.01.03

NO.266 統制環境

                  明けましておめでとうございます

昨年末で「監査役への応援歌」へのアクセス数が23,000を超えました。しかし、最近はアップする回数が減っており、気になっています。理由は、新聞記事も少ないだけでもないようです。アンテナを磨き、感性を良くしなければと反省する新年でした。今年もよろしくお願いいたします。

監査役B:おめでとうございます。
昨年の世相を表す漢字が「偽」と決まりましたね。確かに、産地をごまかしたり原材料偽装、賞味期限の改ざんなど食品に関する偽装の問題が相次ぎましたね。

監査役A:私は食品だけではなく、国家レベルでも「偽装」が目立ったと考えています。年金という国の仕組みがいい加減、所信表明までして退任、公約は選挙のための詭弁など国民を無視していることが多すぎますよ。

監査役B:そう言われてみれば、国や総理や政治も「偽」ですね。
国民が自国を信じなかったら、どうなるでしょうね?

監査役A:社会保険料の不払いがその一つの傾向でしょう。それと真面目に努力するという姿勢が薄らいでいくようです。そのことが、黙って、徐々に変わっていくから変化に気付かない。結果として、結婚しない、子供を産まない、働かない、学校に行かない・・・などという行動に出ていると思いますよ。

監査役B:このことを企業に置き換えるとどうなるでしょうか。

監査役A:統制環境を整えることでしょう。トップの行動が一番問題です。しかし、これくらいは許されるだろう、と考えてしまう。あれだけの業績を上げたのだから良いだろうと倫理的でないことに踏み入れてしまう。そのことが末端の社員の行動をいい加減なモノにしていく。

監査役B:確かにトップの行為には、周囲の人も「いいんじゃないですか」と否定もしないですからね。

監査役A:もう一つの提案は、企業として取引先を陥れるような販売促進策を講じないこと。競争が過激になると接待が過大になる。トップも人間だから、つい誘いに乗ってしまう。ゴルフに宴会に・・・。

監査役B:今年は北京オリンピックの年ですが、その招待にもトップは我慢して欲しいですね。行った方が会社のために良いという理屈を付けることができますし、行きたい気持ちも分かりますが・・・、

監査役A:トップが招待されて行くと専務や常務の問題ありそうな行為にも目をつぶって許してしまいますからね。

監査役B:企業の業績目標の達成には、企業風土や会社の品格がベースにあることを心して欲しいですね。

監査役A:監査役もよき企業風土や会社の品格の推進役になることでしょう。

監査役B:監査役として、何もしないこと(=不作為)の罪を確認することも必要と考えています。

監査役A:それは「会社法」などの法律だけでなく「倫理」をベースにしないといけませんね。

監査役B:難しいことですが頑張りましょう。今年もよろしくお願いいたします。■

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          昨今の(1/7・1/14)の「監査役情報」の内容

             < 株主代表訴訟の実例 >

株主代表訴訟の実例として、神戸製鋼所や阪急百貨店の情報をアップしました。
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/61/P0006122.html

       - 監査役は監査を通じて、会社と社会に貢献できる -


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