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2009.01.13

NO.2 サブプライムローン(2)


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今年からここの情報提供の対象を新任監査役には限らず、経営幹部全般とし、
内容をコーポレート・ガバナンス全般と変えさせていただきます。情報名も
「監査役への応援歌」から「ガバナンス情報」に変えました。
今後ともお読み下さいますようお願い申し上げます。
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新任幹部:先日、先輩から「米国発、世界不況の原因や、背景を素人に分かりやすく解説しろという要望をある人から受けましたが、これがなかなかの難問」というメールが届きましたよ。

先輩幹部:深く考えていくと難しいですね。昨日、その答えのピントになるものを見つけましたよ。

新任幹部:ほおー、ぜひお教え下さい。

先輩幹部:ある人が今、日本が直面している不況の原因は、つぎのようなことだと言っていました。
1. 金を得ることを人生のすべてと考えている人がいること。
2. お金があれば何でも手に入ると考えている卑しい人がいること。

新任幹部:カネ、かね、金が唯一の人生の目標にしている人ですね。
しかし、程度の差はあれ、誰もがその様に考えているのじゃないでしょうか?

先輩幹部:その他に次のことも掲げています。
3. 自分だけが裕福ならよいと考え、
4. 他人のことを自分のことと考えられなかった人、
5. 自分だけが、日本だけがよければ良いと考えていた人がいること。

新任幹部:これも程度問題ですね。エゴだけでは、大成しないのでしょうが、
なぜ、こんな人になるのでしょうか?

先輩幹部:そこには次のように書かれていました。
6. 若い時に裕福に目が向き貧困を見なかった。
7. 人が生きる上で何が一番大切かを学ばなかった。
8. 世界を知らず、真実を知らない。
そして、表題は「世界を見よう。真実を知ろう。」でした。

新任幹部:いい話ですが、かなり非現実的で難しいですね。しかし、「人が生きる上で何が一番大切かを学ばなかった」には、共感しますが。

先輩幹部:社会の構造が、「カネ」中心になってしまっていますから難しいですね。
企業は大きくなることに懸命で、政治は献金する企業を応援し、大学も良い会社に入れるように、学生が集まるような仕組みにしていく。親は幼稚園から良い会社に入れるように勉強させていく・・・・。この構造をどう変えるかですね。

新任幹部:この情報源はどこにあったのですか?

先輩幹部:昨日の全国紙にはどの新聞にも掲載されたサントリーの広告の伊集院静さんの文ですよ。

新任幹部:確かサントリーは、上場していませんね。株主からの圧力なしでモノが言えるのでしょうか。

先輩幹部:不祥事はガバナンスなどの仕組みではなく、一人ひとりのモノの考え方を変えていかないとダメだと言うことでしょうね。諦めずに・・・。


     - 監査役は監査を通じて、会社と社会に貢献できる -

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