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2009.10.04

NO.24 グローバル・コンパクト

先輩監査役:10/1の日経の夕刊に、「グローバル・コンパクト」に参加する日本企業が94社になったと一面に出ていましたね。

新任監査役:恥ずかしながら、見逃しました。グローバル・コンパクトって・・・
何でしょうか?
先輩監査役:国連が掲げる人権、労働、環境、腐敗防止の4分野にわたる10の原則に賛同する場合、企業経営者は、その旨を書いた書簡を国連事務総長に送ればそれで良い。国連は参加表明の書簡を受け取ると、そのことを確認する返信を当の企業経営者に送り、同時に、その企業名がリストに載ります。この段階ではあくまでも「参加表明」であり、その企業がグローバル・コンパクトの10原則を達成したと言うことではありません。
そして、10原則を目指して企業の自主的な取り組みが始めるのです。参加企業は取締役会をはじめ全社員、顧客、取引先などにグローバル・コンパクトに参加したこととその意義を周知徹底させたり、企業活動の中で「良き企業市民」をめざす努力が求められることになりますね。
参加企業は、国連に自社のグローバル・コンパクトのために取った行動を報告するよう求められています。国連としては、参加企業が相互に問題への取り組みや経験を分かち合う政策対話や勉強会などの場を提供しています。
記事によれば、「日本では2001年にキッコーマンが支持を表明したのを皮切りに関心が高まり、現在、企業や自治体、大学など94社・団体が参加する。国別では1位がスペイン(711社・団体)、2位がフランス(同597)で欧州に熱心な国が多い。」とのこと。

新任監査役:日本は、まだまだですね。

先輩監査役:そうです。最近、日本の企業が増えたのは、海外の取引先などに関心を示すところが出てきたからで、「特に欧州の顧客企業などにはGCへの参加を評価対象とするところもある」(日立)という。「国連が提唱する人権や環境保護のための行動指針」で取引先や投資家に対し企業の社会的責任(CSR)の姿勢を示す手段として最適とのことのようですね。

新任監査役:少し簡単すぎますので、もう少し詳しい資料などございませんでしょうか?

先輩監査役:インターネットで検索すれば、沢山ありますよ。
先ずは、 http://www.unic.or.jp/globalcomp/index.htm 
日本の参加企業 http://www.unic.or.jp/globalcomp/organiz.htm#01 ■


- 監査役や内部監査は監査を通じて、会社と社会に貢献できる-

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