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2009.11.06

NO.26 第1回 内部統制報告制度ラウンド・テーブル 


監査役A:昨日(11月5日(木)13:30~17:30)、「第1回 内部統制報告制度ラウンド・テーブル」を公認会計士会館ホールで傍聴して来ましたよ。

監査役B:私は『月刊監査役』を見て、すぐに申し込んだのですが、抽選洩れでした。貴殿は、日本内部統制研究学会に入っておられますから情報が早かったのでしょう。

監査役A:昨日は、傍聴希望者が多く、第二会場を設けて合計320名の出席と主催者が言っていました。

監査役B:主催は、どこなのですか?

監査役A:日本公認会計士協会と日本内部統制研究学会の共催で、日本監査役協会及び日本内部監査協会の協賛となっていましたね。

監査役B:ところで、ラウンド・テーブルとは、丸いテーブルのことで、「課題の共有と情報交換、交流の場」という意味のようですが、今回はどうでしたか?

監査役A:そうですね。「財務報告に係る内部統制報告制度」が一巡したこの機会に、総括して、次年度以降の示唆を得ようと言うことで、関係者が集まって、報告と提言がなされていました。

監査役B:関係者とは、どの様な方々ですか?

監査役A:まず、企業から武田薬品工業株式会社コーポレート・オフィサー経理部長高原宏氏、野村ホールディングス株式会社執行役員仲田 正史氏、旭化成株式会社業務監査室長吉田 稔氏、そして、若く、小さい企業の代表で株式会社ミクシイ 経営管理本部マネージャ原田 健氏。そして、有限責任監査法大トーマッパートナー小野 行雄氏、あずさ監査法人代表社員牧野 隆一氏、太陽ASG有限責任監査法人代表社員新村 実氏、新日本有限責任監査法人常務理事持永 勇一氏、株式会社東京証券取引所執行役員静 正樹氏、株式会社大和総研執行役員引頭 麻実氏、山口利昭法律事務所代表弁護士山口 利昭氏、青山学院大学大学院教授町田 祥弘氏。以上の12名が報告者でした。その他、オブザーバーと言うことでしたが、次の方からも報告がありました。
金融庁からは、総務企画局企業開示課長三井 秀範氏と総務企画局企業開示課企業会計調整官野村 昭文氏、経済産業省から経済産業政策局企業行動課大臣官房企画官平塚 敦之氏、日本公認会計士協会常務理事森 公高氏、日本監査役協会財務報告内部統制委員会委員松浦 洋氏、日本内部監査協会専務理事神田 幸尚氏の7名から報告がありました。

監査役B:いやー、フルメンバーですね。皆さん関心がおありなのですね。

監査役A:それと、議長の八田進二先生の呼びかけもあったからでしょう。

監査役B:さて、ラウンド・テーブルは、どの様に進行したのですか?

監査役A:まず、報告は.①企業関係者からの報告、②監査法人関係者からの報告、そして、③その他市場関係者等からの報告という順番で行われました。次に.これらの報告を受けて.オブザーバーの皆さんからコメント等情報提供があり、その後、フリーディスカッション、まとめ、と言うことでした。

監査役B:報告内容はどのようなことでしたか?

監査役A:主催者の方から報告者に対して、事前に次のような質問があり、それに添って報告されていました。
①今般の内部統制制度が有する意義ないしメリットとして、どのようなことをお考えになりましたか(ご意見をください)。
②今般の内部統制制度が有する問題点ないしデメリットとして、どのようなことをお考えになりましたか(ご意見をください)。
③実際に、内部統制報告実務に関わって実感した感想について、お教えください。
④この内部統制報告制度をさらに有効かつ効率的に実践していくために、如何なる課題を克服する必要があると考えますか、具体的にお教えください。
⑤その他、本制度の効果を向上させるために必要とされる提言ないし要望等があればお教えください。

監査役B:それぞれ当を得た質問ですね。内容は?

監査役A:レジュメとして配布されました。また、ラウンド・テーブル全体の内容は、追って、『会計・監査ジャーナル』2010年1月号に掲載する予定だそうです。まとめを日本公認会計士協会会長増田宏一氏がされましたが、内部統制報告制度は財務報告に限らないで、4つの目的を見据えて、今後継続して改善していくものである。IFRSなど環境の変化の影響もあるだろう、など。

監査役B:そう言えば、「財務報告に係る」が省かれていますね。『会計・監査ジャーナル』2010年1月号が楽しみです。■

- 監査役や内部監査は監査を通じて、会社と社会に貢献できる-

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