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2012.02.07

CGネット発足記念シンポジュウム

監査役A:日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク(CGネット)が新年から発足しましたね。

監査役B:次の3つの団体が一緒になったのですね。全国社外取締役ネットワーク(代表理事 田村 達也)、日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム
(共同理事長 落合 誠一・共同理事長 北城恪太郎)日本コーポレート・ガバナンス研究所(代表理事 若杉 敬明)
 コーポレート・ガバナンスは永遠の課題かも知れませんが、各々は同様な貢献をしてきたのか、セミナー屋に終わっていなかったか、再出発に当たり反省が必要ですね。

監査役A:2月2日に発足記念シンポジウムが帝国ホテルでありましたので、参加してきました。テーマは『コーポレート・ガバナンスが日本を救う』と頑張っていましたよ。
 大まかなことは、日経ヴェリタスの2月5~11日(第204号)に、紹介記事が掲載されていましたが、前身の「全国社外取締役ネットワーク」発足に至る経緯や代表理事の田村さんの思いが載っていました。

監査役B:シンポジウムは、いかがでしたか?

監査役A:特別パネルディスカッションとして、『会社法改正に関するわが党の取り組み』があり、大久保 勉 氏(民主党 資本市場・企業統治改革ワーキングチーム 座長)塩崎 恭久 氏 (自民党 企業・資本市場法制プロジェクトチーム 座長)浅尾慶一郎氏 (みんなの党 衆議院議員)3人の議員が話されたが、
意外とよく勉強されている、と言う感想です。
 また、基調講演として『ガバナンスなき日本に明日はない』(30分)では   久保利英明氏(日比谷パーク法律事務所代表パートナー 弁護士)が話され、
冒頭に、コーポレート・ガバナンスとコンプライアンスの混同があるとして、解説されたが、これは分かりやすかったですね。コーポレート・ガバナンスはトップをチェックするもので、取締役会、株主はじめ、ステークホールダーが行い、コンプライアンスは、トップが中心になって組織内で問題が発生しないようにチェックする。として図解された。下向きの三角形と上向きの三角形の間にトップが居るという図でした。

監査役B:髭の弁護士先生ですね。いつも比較的、率直な発言が多いですが、今回はいかがでしたか?

監査役A:企業も国もガバナンス不全だ、その原因は、馴れ合いだ、それを防ぐには「一枚岩文化」ではだめで、多様性の方が強いので、その方向に進めるべきとの提案でした。

監査役B:島田 晴雄 氏もプログラムにありましたが?

監査役A:千葉商科大学学長さんですね。人選ミスではないでしょうか。
北城恪太郎氏(日本アイ・ビー・エム 最高顧問)は今までの主張が中心でした。
・社外取締役は複数居ないと孤立し、機能しずらい。
・社長におもねなくとも良いようにその企業からの報酬に依存しないような人
 が良い。
・報酬も高すぎない方がよい。
・任期は6~8年が限度とすべき。
・株主の観点からトップをチェックすること。
・トップ選びは多くの眼で選ぶ方が成功率は高い。

監査役B:北城さんはトップと社外取締役の経験をお持ちですから説得力がありますね。

監査役A:トップが次のトップを決めるという、この慣習をどう無くしていくかが一つのポイントですが、今のところ委員会設置会社にして、指名委員会で決めると言うことですね。

監査役B:ところが、委員会設置会社に移行することにトップが賛成しない。その理由は、人事権と報酬決定権を手放したくない、と言われていますが・・。

監査役A:そこで監査役設置会社に独立取締役を入れて、同じ効果を期待するということが提案されていますが、それもトップの考え方や取締役会の中の力学次第で全く違ってきますね。

監査役B:私たち監査役もどう動くのか、どう動けばよいのか考えないといけませんね。

監査役A:監査役の理念に「監査」と言う文言が入っていないが、コーポレート・ガバナンスを考えると、さもありなん、と思いますね。■ 

<今回からしばらくの間、皆さんからのご意見を書き込めるように次のWebでセットしました。建設的なご意見をお待ちしています>
     Web:http://tada.cocolog-nifty.com/kansayaku/


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