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2012.03.13

NO.83 企業に求められていること

┏━━━ 2012・03・13 ━━━━━━━━━━━━━┓
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      NO.83 企業に求められていること

┗━━━━━━━━━━━━<通番NO.375 >━━━━┛

監査役A:3月13日の朝日新聞に載っていた「経済広報センターの2011年
度の調査結果」によると、企業を「信頼できる」と思う人は43%だったそう
ですね。半分にも満たないのですね。

監査役B:2011年度は前年度より8ポイント減っていますが、これまでは、
信頼度は上がり続けていたのですが・・・。
一方、「あまり信頼できない」(14%)、「信頼できない」(1%)を合わせた否定
的な評価は15%で、昨年度より4ポイント高くなっています。これはオリンパ
スや大王製紙などの不祥事が影響したのでしょう。

監査役A:企業不祥事は毎年多くあったのに企業への信頼度が上がり続けるの
はおかしいですね。調査結果の中で、企業を信頼できない理由が「企業不祥事
が後を絶たないから」が最も多かったことに注目したいですね。

監査役B:経済広報センターのホームページによれば、別の調査項目で「企業
が果たす役割・責任で非常に重要なのは?」という問いの答えに「安全・安心
で優れた商品・サービス・技術を適切な価格で提供する」が「非常に重要であ
る」が81%で、最も多いのですが、次いで、「不測の事態が発生した際に的確な
対応を取る」(63%)、「社会倫理に則した企業倫理を確立・順守する」(56%)
となっています。

監査役A:他の質問で「企業が信頼を勝ち得るために重要なのは何か」の回答
には「安全・安心で優れた商品・サービス・技術を適切な価格で提供する」が
86%で最も高く、次いで、「社会倫理に則した企業倫理を確立・順守する」(51%)、
「経営の透明性を確保し、情報公開を徹底する」(48%)となっています。

監査役B:その「社会倫理に則した企業倫理を確立・順守する」については昨
年度から5ポイント高くなっており、「経営の透明性を確保し、情報公開を徹底
する」も13ポイント高くなっています。それだけ国民は企業に不信感を持って
いるということですね。

監査役A:その回答が、昨年度2位だった「雇用を維持・創出する」(44%)を
抜いて上位にきていますが、失業が多いこの時代に「企業倫理」や「経営の透
明性」、「不測の事態が発生した際に的確な対応」などが、「雇用維持・創出」よ
り多く、昨年度より数ポイント高くなっていることには、注視すべきですね。

監査役B:株主総会での監査役への質問のことや新年度の監査計画にも反映さ
せようと思います。■
 
-タイトルの変更について-

最初は、元監査役として、新任の監査役を応援できれば、との思いからタイト
ルを「監査役への応援歌」としました。しかし、コーポレート・ガバナンスは
監査役だけの問題ではありませんので、取締役にも呼びかけようと「ガバナン
ス情報」に変更しました。
しかし、最近、コーポレート・ガバナンスに限界があると感じるようになりま
した。そこで個々の企業の統治ではなく、日本としての企業統治体制が必要と
考えるに至りました。今後の展開をお読み戴き、ご意見をお寄せいただければ
幸いです。

  - 企業は社会的責任を踏まえて、持続的発展を目指そう -
      

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